南部鉄器の中でも少しモダンなデザイン。
青色とアーガイル柄が、鉄器の持つ印象を変えてくれます。
形も丸っこくてかわいいくて優しい雰囲気が出ています。
容量も、0.6Lとたっぷり入ります。

ベーシックタイプをお持ちで、もう一つあってもいいなとお考えの方にもぴったりです。

岩手県水沢市にある及春鋳造所の南部鉄器。
水沢の鉄器の歴史は古く、平安時代末期にさかのぼるそうです。
原料となる良質な川砂、砂鉄や粘土が豊富にあり栄えたとされています。
900年の歴史と伝統を受け継がれた技術が、全てを物語っています。

鉄の素朴で柔らかい肌あいや、たくましい感覚など優れた特色を持っており、
鉄を現代にマッチした生活の「器」として、皆様のご愛用をいただいております。

ー南部鉄器の特徴ー
１．鉄器から体に吸収されやすい二価鉄が出て、水分に程よく溶け込み体内に吸収されるため、鉄分補給に効果的です。
２．鉄器表面を見ると小さな凹凸がありますが、使い込むほどになじんできます。
３．厚みがあるので保温性に優れています。


鉄の素朴で柔らかい肌あいや、たくましい感覚など優れた特色を持っており、
鉄を現代にマッチした生活の「器」として、皆様のご愛用をいただいております。

ー日頃のお手入れが肝心ー
初めてのご使用には
はじめに2～3度水を沸かします。
煎茶を湯のみ茶碗一杯分を布巾に包んで煮立てます。
漆の臭いを取り除き、お茶のタンニンが錆止め防止に役立ちます。

使い終わるたびに
残ったお湯は全部空けます。
フタを取ったまま余熱で水分を蒸発させてください。

ー南部鉄器の表と裏ー
鉄瓶を置くときには、注ぎ口が向かって右とされています。
文様を見比べてみると、裏とされる側のほうが表面より控えめになっているのがおわかり
頂けると思います。
鋳物師の銘も裏とされる側に鋳込まれています。