スタッフ一目惚れ！その上とても軽い！

白地にほんのり浮かび上がる花模様が、とても儚げで、

柔らかく何とも優しい気持ちにさせてくれるお茶碗です。


粉引（こひき）とは、朝鮮からから日本に伝わった陶器で、

粉吹（こふき）とも言うそうです。

由来は「粉を引いた（吹いた）ように白い」と
いわれたことからだとか。

素地に白い泥をかけ、さらにその上から透明釉をかけます。

粉引は、吸水性があり、水じみが起こりやすい陶器です。

乾くと消えることがほとんどですが、シミで残ることもあります。

昔は、「雨もり」等の愛称もあったほど、

今も粉引に魅了されている人は多く、粉引が持つ何とも言えない暖かさややさしさ、

白の器の渕から少し現れている土の色などが、何とも言えない趣きがあり、

このマイナス部分も何とか克服しつつ、

その雰囲気をたのしんできたのではないでしょうか。


以前は、目止め等の処理（購入時にお粥で炊くなど）をしっかりとすることで防いだり、

あるいは、もう粉引きの器はある程度使ううちのシミのような変化を

楽しんだりしていました。



愛知県瀬戸市の丸幸中島さん

陶の里・赤津で創業して約50年。

『温故知新』『四季彩々旬を楽しむ暮らし、使う、遊ぶ』をテーマに、

見て楽しい使って楽しい器づくり。

贈り物から日常使いできる品まで幅広く取り扱っています。

以前お話している時に「釉薬がこうとか…細かいことはわからなくていい、

まずは気になったものを手にして、それから少しでも

陶器を好きになってくれたらうれしい」と最高の笑顔で素敵な言葉をいただきました。

白地にほんのり浮かび上がる花模様が、とても儚げで、

柔らかく何とも優しい気持ちにさせてくれるお茶碗です。

サイズ　Φ11.5×H5.5
重さ　115g

※撮影環境によって実際の色あいなどが多少異なることがあります。

※陶器は窯の中での『火のあたる場所』の違いで釉薬の濃淡が出てしまうことがあります。

すべてが同じということはありません。陶器の個性を感じていただければと思います。

※使われる前に熱湯に浸してもらい陶器に充分浸み込ませてください。

シミや汚れが付きにくくなります。